2018 WINTER NAMM : Roswell Pro Audio 比較的安価ながらU67を感じるコンデンサーマイク「Delphos」登場!
こちらが代表作である「Delphos」と言うコンデンサーマイクになります。タイトルにU67と書いたことで大分ハードルを上げましたが、皆様のU67のイメージはどんな感じでしょうか?筆者のイメージをありきたりな言葉で言えば「抜けるけどギラつかない、音像も大きく存在感がある」です。
この度、本家Neumannから正式にリイシューが決まった「U67」の展示ブースとRoswellのブースが50m程しか離れていなかった為、記憶が新鮮なまま比較を行えました。価格は1/6くらいのですが、似た方向性とキャラクターを感じました。
もちろん同じレベルのクォリティーである訳ではなく、あくまでU67系です。U67系と聞いて直ぐ浮かぶのは今回のリイシューモデルを除くと本家のTLM67やPelusoくらいと意外に少なく、U67系の依頼があると大体その2択のデモから始まります。個人的には3択目としてご紹介できるマイクだと思います。
そんな「Delphos」の気になるお値段はなんと$1,000です!(※先程U67の1/6と書きましたが、U67リイシューが約$7,000と発表がされていたので、日本に入って来たらの予想も踏まえての計算です。)
ちなみに、同じくNeumannのU47のサウンドを狙った「mini K47」という製品も出展されておりました。こちらも本家のキャラクターや方向性を捉えている音だと思いました。「Delphos」の音域を下げていった感じなので、本家と同じく低音よりの録音に向いてる気がします。こちらのお値段はなんと$300です。確認する前はもう少し高い金額を予想していたので、Roswellのポテンシャルの高さを感じました。
もし「Delphos」が日本に入って来て店頭で並ぶとしたら¥159,800(税込み)とかになっちゃうのかな〜?為替と消費税を考慮して¥129,800(税込み)くらいに収まればけっこう売れるんじゃないかな〜と、職業病に近い試算妄想をしたりしています(笑)
記事担当/澤田
- 2018.01.29 Monday
- NAMM2018 Rec