2018 WINTER NAMM:CTM(Clear Tune Monitors)より新シリーズIEM登場!
カスタムIEMブランドの一つとして、日本でも販売展開されているCTM。オーディオショーの他、NAMM SHOWでもおなじみのIEMブランドです。カスタム、ユニバーサルの両方のラインナップがあり、ユニバーサルモデルではVintage Seriesというプロダクトラインがありましたが、この度、Da Vinciシリーズという新たなプロダクトラインがリリースされました!CTMはカスタムIEMでも比較的導入がしやすい価格帯のモデルが多かったのですが、それを凌駕する2000ドルオーバーの9ドライバー、10ドライバーの2モデルが登場です!
CTMの新たなプロダクトラインとなるDa Vinciシリーズ。9ドライバーモデル「Da Vinci IX」と10ドライバー「Da Vinci X」の2種類のモデルから構成されます。
モデル名の通り9ドライバーのモデル。クロスオーバーは4wayとなっており、ドライバー構成は下記となります。
■Da Vinci IX ドライバー構成
・High × 1
・Mid × 2
・Mid × 2
・Low × 2
・Low × 2
価格は2000USドル。ドライバーの数が今までのユニバーサルモデルと比べ一気に増えたことや、音の方向性の違いからか、従来のCTMの柔和なサウンドに、かなり繊細な音表現、情報量が詰まった傾向を感じました。9ドライバーモデルは10ドライバーモデルに比べ、綺麗な出音の傾向でした。
こちらは10ドライバーのモデル。クロスオーバーは5wayとなっており、ドライバー構成は下記となります。
■Da Vinci X ドライバー構成
・High × 2
・Mid × 2
・Mid × 2
・Low × 2
・Low × 2
価格は2400USドル。基本的にサウンドキャラクターは同じなのですが、個人的な印象としては、10ドライバーは9ドライバーと比べると、中域の密度が濃い元気なサウンドです。
Da Vinciシリーズのどちらがいいかは完全に聴く人によるので好みの問題かと思います。
両方のモデルともに発売は2018年Q1〜Q2頃を予定とのことですが、まだ詳細な発売時期は決まっていないとのこと。
現在はPre-Order受付中です。正式発売が待ち遠しいですね!乞うご期待ください!
記事担当/小松
- 2018.01.29 Monday
- NAMM2018 Rec